ツバキ文具店

小川糸さんの著作を初めて読みましたが、とても面白かったです。あとで調べたら2017年にNHKでドラマ化もされているようでした、こちらもまたDVDを借りて観たいと思いました。鎌倉に行ってみたくなりました。実際にある店なのかどうかは分かりませんが(おそらくないと思いますが)物語に登場する人物やお店が魅力的で丁寧にじっくり毎日を生きている、この世界の幸福な住人になってみたいと思った。著作の影響で感想文がですます口調になってしまっているが、手紙の常識や文房具自体の奥深さにも触れてあって勉強にもなった。代々続いた代書屋じゃないっていう「どんでん」にはびっくりしたけども。小川さんの過去の作品も手にとってみたいと思った。またこの作品を映画化して欲しいとも思った。キャストは誰になるのか分からないが、男爵役は筒井康隆しかいないと思ったが話の内容を鑑みて途中から違うわってなった。もっと男前にせなあかん(失礼)誰が良いのだろうか？そんなことを考えながら読むのも楽しかった。主演はなぜか吉岡里帆が出てきたがもっと地味めな方が良いと女性側にはいわれそうだ。ともかく続編？スピンオフの様な作品も出てるようなので読んでみたい。