課長島耕作13

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社長の大泉が脳出血で倒れる。右半身に付随が残りリハビリをしているが社長の激務をこなすことは不可能と引退を決意する。木野会長との極秘の話し合いの結果、無派閥の中沢部長(島耕作の直の上司)を取締役に昇格させ、やがて大きな実績を作らせて幹部を一気にごぼう抜きで社長に就任させるという世代交代と派閥争いの脱却を同時に測ろうとするアクロバティックな企業の組織改革へ着手する。ここへ来て急に会社の本丸へと近づいた耕作。こればっかりは運としかいいようがないが、ちょうどそのタイミングで尊敬出来る中沢部長になら付いていっても良いと考えが変わり始めている。大企業とは現代の藩とか大名のイメージ。今後誰がどんな実績を上げるのかによって跡目を継ぐのかが決まる。そんな中耕作率いる総合宣伝課が手がけるレーシングカーチームがライバルのソラー電機を参加初戦で破る大金星を上げる。自分たちに運が向いてる時に結果を出す男はやはり登りつめる条件の一つではあるだろうな。