部長島耕作2

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見開きの巻頭言で「課長」から「部長」の間が7年のブランクがあったと明かされてそんなに空いてたとは思わなかった。決して最初からシリーズ化を見越して続きでやってた訳ではなかったのか。中沢社長が2期8年社長を務めたあと業績の不振を理由に社長を退任することに。この辺りは実際の日本経済とリンクしていて面白い。そして耕作はというと後進の社長が中沢の腹心を遠ざける処遇をする前に(社長の権限があるうち良い条件で)外へと出向させることにしたという。ハツシバ貿易(通称ハツボー)へ行くことが決まった。ほんと中沢社長はこういうところが良い。上司というよりも岳父のような背中の大きさを感じさせる人だった。島耕作も50を過ぎいくつになるのか?ほとんど見た目は変わらないが…この歳からまったく門外漢のワインの輸入という業種に行くことになった。オレならかなりのストレスを抱えそうだが、耕作はケロッとしている。そのあたり根っからのポジティブ人間なんだろう。羨ましい。だが実際このままあと20年日本は沈み続けるのだが…そのあたりどういう仕事っぷりでのし上がっていくのだろう楽しみにしたい。