バットマンビギンズ

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バットマン誕生前夜。ブルースがまだ子供の頃、父親が自分の目の前で暴漢に襲われ助けられなかったことで一時は自分を責めるあまり悪の道へ落ちかけるが、厳しい修行を経て父の生前の教えの通り「落ちるのは再び這い上がる為」と生まれながらに持ち合わせた正義感と父の意思を受け継ぎゴッサムシティの秩序を取り戻すため行動を起こす。しかし始めはどこからやるべきか全く手探りの状態でバットマンというモチーフからユニホーム、武器、バットモービルなどなど一からすべて試行錯誤で作っていったのがうかがい知れて興味津々であった。そういう意味ではエピソード0といった趣。ここからやがて執事のアルフレッドやウェイン産業のフォックス、検事で幼なじみのレイチェルと刑事補のゴードンらと協力をして悪に立ち向かっていくことになる。だがジョーカーもまたバットマンの影響で登場したのだという事実がすごく重く感じた。正義が生まれることにより悪が誕生するという矛盾。複雑な気持ちにはなる。たがバットマンを責めるのはお門違いもいいとこだろう。次は三部作のラストを見たい。