令和三年度行政書士試験を終えて

今年の5月末に行政書士試験の本を買ってから勉強を始めて5ヶ月くらい。今日初めて行政書士試験に挑戦してきた。結果は正直芳しくないだろうが始まるまでは余り緊張せず変な自信だけあってだからこそきっと試験途中で打ち砕かれてショックの余り会場で泣く狼狽える放屁するなど醜態をさらさないようにだけ心がけていた。試験が始まってすぐまずは1番勉強してきた行政法に取り掛かる。行手法と行審法と行訴法と見ていくと意外に思ったより解答でき「あら?これひょっとしていけるのか?」とコンパでいけそうな女の子に出会った時のような僥倖に一瞬色めきたったがこういう時えてして連れのブサイクな女のノリが悪いように隣の行政法総論や地方自治法がすこぶるノリ悪くチッと思った。(実際はもちろんこんな余裕ありませんでしたけども)まずはひと通りわかる問題を答えてマークを埋めていこうとあとに熟考する時間を残す作戦。最初のページに戻り基礎法学憲法を見ても難しそうならばと次に点が取れるとアテにしていた一般教養を見てもそこまでええ奴じゃなく民法商法20択記述式と見終わったが誰もこちらに微笑みかけてくれる者はいなかった。気がつけばすでに1時間。解答欄は行政法と一般教養の少ししか埋まっていない。「だはー」と宇多田ヒカルのような吐息をもらし天を仰ぎながらもう一度とっかかり始めたが時間が経つ感覚が普段より早い。青春か。このままだと全問書けないと焦り始めとにかく全問マークを付けよう(通称マークパンサー作戦)に変更した。総員総攻撃の構え。始まる前は時間を出来るだけ余らせて早めに帰ってコンパの高嶺の花が終電の1時間も前に帰るやつをやってやろうかとか思っていたのに(なぜこんなコンパの一連が続くか定かではないが)気がつけば時間に追われ途方に暮れ全て埋め終わったのが試験が終わる40分前だった。全60問3時間のテストで2時間20分が経過していた。そこから行政法と一般教養は見直せたが他には手が回らず結局最初に一回マークしたきりになった。あっという間の3時間。反省点は色々あれどとにかく終わった。一番最初に思いつくのはもう少し試験慣れしておく必要があったということだ。事前に一回だけ模試を受けようか迷ったがお金とあかん全然無理やわとなるのが怖くて結局受けずじまいだった。本気で受かる気なかったんか?と詰問されたらぐうの音も出ない。来年は事前に模試受けよう。事前に緊張しとくのは有効だ。来年の自分のために書き残しておく。

 

ここまでまだ答え合わせをしていないので一縷の望みをもって書いてしまっているが。そろそろ現実をたたきつけて打ちのめしてやろう。

結果速報を見て最初の法学が8問中6問くらい取れててこれはと沸きたったがそのあとの民法商法が壊滅的で最終140点くらいじゃないかと予想している。けれど予想よりも善戦してたので嬉しかったしちょっとオシッコ漏れた。来年こそは受かろうと次の日からモチベーション高く勉強している。一年は思ってるよりも長くない。