二大スポーツ明暗

オリンピックもあと一日を残すのみになった7日の土曜日に野球が金メダルをとった。その前の6日はサッカーが三位決定戦でメキシコに惨敗し4位の結果に終わった。ともに日本で人気を二分するプロスポーツだが結果は明暗分かれた。違うスポーツを単純に比較して語ることなど出来ないが野球の方は見ていて憎たらしいくらいに「試合巧者」という印象を得た。試合の「勝ち方」や「野球」そのものを選手たちがよく知っている。相手チームから見たら本当に嫌なチームだろうと思う。一方でサッカーはもちろん「サッカーを知らない」と言うつもりはないが予選序盤の勢いと若さで格上のチームを次々と撃破していった時までは良かったがそこから累積で出られない選手が出てきたり延長に次ぐ延長で選手交代を余儀なくされるとチームとして機能しなくなりパラメータが一回り小さくなったような印象だった。ここから何を書こうが野球アゲのサッカーサゲの感想になってしまいそうだからやめておくが、少しづつ世界が近づいていることだけは確かに見て取れた。私が生きている間に両方の金メダルや優勝(あとラグビーも)そんなシーンを見せてくれ。それに群がる利権やおっさんたちは忌むべきだがスポーツは偉大。