2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

東大教養学部「考える力」の教室

東大が博報堂と組んで行なっている授業、答えをいち早く導きだすことに優れている東大生に答えのない問題をチームで解かせる授業。実社会でそのまま通用する、というか実社会で行われている運用方法なのだろうと思う。とてもいい経験になる気がする。教育も…

知的複眼思考法

大学の先生の授業を聞いている気持ちになった。本当の理解をするにはあと何回か読まなければ分からないと思う。それでも刺激と示唆に満ちた本で大変面白かった。またいつか挑戦したい。、

おしっこちょっぴりもれたろう

ぼくもおしっこちょっぴりもれたろうだし、たまにうんこビチビチくそたろうにもなるし、おなかグルグルげりたろうにもよくなる、きほん残尿感たろうだしね。さいごに出てきたおじいちゃんがかわいい。ほかの作品も読みたい。

教養としての哲学

哲学の基礎中の基礎を網羅的に教えてくれた。あとはこれを繰り返し読み返し、人生にコペルニクス的転回が起きるのを期待したい。 少し前に書いたこの感想もう何のことだか分からない…また読もう。

最強の読書

本の虫、博覧強記とは著者のこと。自分が読書好きと公言しているのが恥ずかしくなるくらい、あまりにも読んでるものの被らなさに驚いた。浅学を恥じるのみ。少しくらい大人の「教養」を身につけようとオススメの一冊を読みたいと知の巨人を前にして思うので…

東大読書

何となく本を読むことが好きで、それなりに数も読んで来ていたと思っていたので、自分は本を読む力があるのだろうか?ちゃんと読めているのだろうか?と疑問に思っていたが、「記者読み」のところで、自分に足りないのはこれだ!と目からウロコが落ちるよう…

本を読んだら自分を読め

多分やけどこの本を読むのは2回目の気がする。しかも割と最近読んだと思う、薄く記憶に残っていた。けれど読み始めるまでは全く気づかず。というのもあってすいすいと読み進めることが出来た。とにかく本を1年5000冊読むというのが面白い。早食いならぬ早読…

新書がベスト

子飼さんの存在を偶然何かで知ってから2冊目の本。今回も面白かった。最近色々な人の書く読書論のようなものをよく読んでいるが、皆さん本当に良く読んでるなという印象。ちなみにphaさんは本を一冊書くに100冊読まないと書けないと書いていた。子飼さんは30…

にょにょにょっ記

穂村さんの文章に感情が引っかからない時、あるいは軽くすっ飛ばして読んでしまう時は、あまり良くない精神状態だと思うからその日の予定をキャンセルしてぷらっと遠出でもしよう。自分にとってちゃんと生き延びるではなく生きているかどうかを判断するリト…

本当はちがうんだ日記

何冊目かの穂村さんの本を読む。相変わらずめちゃくちゃ面白い。同じような日々を生きていてもまるで見えてる世界が違うんだろうなと思う。日常を生きる天才。少しでもこの感性に近づきたくてまた本を手に取る。

文章予測

本を読んでいる時に読者が感じる事、そこに起こっている事をわかりやすく懇切丁寧に説明してくれてとても勉強になった。文章予測についての本なだけに読みにくい文章を書いてたら終わりだからハードルは高かったが、それをいとも軽々と飛び越えた。また再読…

インターネット的

この本は帯にもそう書いてあるとおり、2000年すぐにかかれたものでありながら、ことごとく2018年現在において通用する内容となっており全く古さも感じさせない、それだけ著者も書いてあるとおり当時からインターネット的な世界をよっぱらっていない状態で冷…

人間とは何か

難しい。難しいけど面白かった。最近なぜか古典を読みたくなって前から名言などでよく名前を見かけて気になっていたマークトウェインの本を読んだ。全般に渡ってペシミズム(悲観主義)で全面的に賛同するというわけではないが、完全に否定することは出来ない…

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。

内容の見せ方も工夫されていてとても読みやすい。宇宙兄弟のエピソードを元にファシリテーターである著者の実践的なリーダー論。中でも「1.1」を目指そうや、「ちょうどいい」など雄々しいリーダー論ではなく現実に即した愚者風リーダー論が新しいかつとても…

うらおもて人生録

自らを劣等生と位置づける著者のその同じ生きにくさを抱える若者への暖かい言葉の数々。本音で家族や友人に語るような調子で語っていてとても親近感が湧いた。物の考え方が所謂世間で言われている事の逆であったり、人間心理を見事に捉えていたり、ああやは…

老後の資金がありません

最近よく見る(ひょっとして自分が気になっているから目に入るだけなのかもしれないが)老後小説というジャンル(そんなのがあるのかどうかは知らないが)タイトルずばり「老後の資金がありません」僕も-まさに-その口なので何かしら参考になるかしらんと思って…

THE RHETORIC

30章からなる「レトリック」という伝える為の技術は、主に政治家が他の政治家と討論する時や大勢の前で政策やイデオロギーを訴える際に使われていたり、又はメディアや広告の世界が自分たちの方へ大衆を扇動していくために使われていると知ることは世の中の…

生きるとか死ぬとか父親とか

愛憎うずまく親娘関係に、著者ならではの巧みな表現が散りばめられていて、思わず声に出して笑ってしまう。男性目線としては父親に、子供目線では著者に共感しながらも、だらしのない父親に著者と一緒になって苛立ったりもする。だけど一貫して徹底してる女…

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

面白かった。専門的な内容を、軽妙な、そしてふんだんにこじらせた文章に載せて教えてくれるから、ついつい先へ先へと読み進めてしまう。真夜中の森で耳の中に蛾が入ったまま夜を越した話は、本当に強烈だった。タイトルに「鳥が好きだと思うなよ。」とある…

パンク侍、斬られて候

高橋源一郎の解説が見事すぎて、今度の映画化も若干楽しみにしているがこの内容を映像にすることが本当にできるのだろうかとも思う。監督は少し酷ではある。観に行って確認してみたい。それにしても町田康カッコ良すぎる。

ボクたちはみんな大人になれなかった

文章から人格が伝わってくるような、繊細で優しくって少しキザ。指の間からすり抜けるような満ち足りた時間たち。癒えない生傷を抱えたまま都会で今日も何かを待っている。ハードボイルド&ロマンティック。