2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ONE PIECE47

スリラーバークにて登場人物が一気に増えてしかもその影まで出てきたら人数が倍になるわけで、かなり把握するのが難しくなってきたがブルックによって影と本体との関係性や弱点などはなんとなく分かってきた。要するに敵は元七武海のゲッコー・モリアを倒す…

ONE PIECE46

序盤に黒ひげマーシャル・D・ティーチVSポートガス・D・エースの闘い。闇VS火。悪魔の実の能力を無効化出来るという自然系(ロギア系)最も凶悪とされる能力者にエースは追い込まれ絶体絶命のピンチに立たされる。この2人の海賊の争いは「パナロ島の決闘」と呼…

部長島耕作 5

巻頭言で弘兼先生が大御所演歌歌手八ツ橋新子の「死に様」について触れていたのでおそらくはそういう結果になるのだろうと予想はしていたが、演歌歌手としてこれ以上ない最後だと言ってもいいのではないだろうか?できれば最後の最後まで歌い切ることができ…

ギミーデンジャー

「再結成」ではなく「再統一」した時に上半身裸のスタイルでおそらく何十歳も歳下の人間たちの間にダイブする姿を見て凄いというか何か変な感動でふいに泣きそうになった。 ミッキーローク演じるレスラーのラストシーンのように美しかった。まさに「音楽は人…

深夜食堂の料理帖

「深夜食堂」が好きでよく見る。毎回出てくる食べものが美味しそうで(これには載ってないけど)バターライスは一度夜中にコンビニに走って作ったことがある。背徳感も手伝ってめちゃ旨かった。過去何回ダイエットを挫折させられたか分からない。でもついがま…

仮面の告白

三島由紀夫を読むのはこれで二作品目になるが、今回も面白かった。三島が二十四歳の頃に上梓された半自叙伝的小説。時代の寵児。選ばれし血族と才能に恵まれた男の人には決して言えない苦悩。全て分かった上で俯瞰的に作品世界を描いている感じがこれがいわ…

部長島耕作4

何と初芝電産貿易で大きな結果を残したと思いきや一年足らずで今度は子会社のサンライトレコーズへ出向になった島耕作。次から次へと結果を求められそれ以上の結果を出してたらそらグループの中を異動させられまくるんだろうな。もはや何が本業か分からない…

わたしを離さないで

はじめてのカズオ・イシグロ作品。出だしは12年勤め上げたという介護人のその短いようで長い体験談、一筋縄ではいかなった患者とのやりとりや一般にキツいといわれる介護職ならではの苦労体験を来し方振り返ってすすんでいくのかなと思いきや、いや実際その…

部長島耕作3

初芝電産貿易で専務としてワインの輸入を手がけることになり知識を蓄え研鑽を重ねる島耕作。そんな中依然ひょんなことで知己となったエミール・ロランという仲買人の伝手を頼ってデュボアというまだ世間に知られていないがとても美味しいワインを作る醸造家…

ONE PIECE45

エニエスロビーでの事件から2日後、ウォーターセブンに戻ったルフィたちは死んだように眠り、眠りながら食事をし、消耗した体力の回復に努め、磨耗した武器を買い変える時間に費やす。そして何よりも新しい船を手に入れなければ。でその期間で夜毎開かれる海…

ONE PIECE 44

ついにニコ・ロビンの手錠の鍵を外しいよいよあとは脱出する段でバスターコールで駆け付けた海軍による怒涛の総攻撃が始まる。島中の橋の支柱以外の部分を燃やしつくし火が海のように広がる。万事休すかと思いきや二度にわたる予想だにしない展開が。1度目は…

現代マンガの全体像

もはや日本のみならず世界にまで影響力を持つに至った日本の「マンガ」を体系的にまとめた評論集がないことを以前から憂えていた著者渾身のマンガ評論集。1950年代から1990年代にかけてのマンガ界の少年誌青年誌などの変遷。個別作家論など多岐に渡り該博な…

AKIRA6

ついに完結。第6巻。膨張し続ける力がやがて鉄雄本人をも飲み込み暴走をはじめる。もはや概念なのか現実なのか区別がつかない。敵味方入り交じり隣り合わせのケイオスが続く。混沌。コントロール不能。ディストラクション。破壊の限りを尽くす。アメリカも軍…

ONE PIECE43

ルフィたちとCP9の戦いは続く。ナミVSカリファ。実は誰よりも戦いのセンスがあるんじゃないかと思わせるナミの臨機応変、冷静沈着な対応により見事にカリファに勝利する。きっとナミは理系だろうね。天気の事よく知ってるし。そしてようやくゾロとウソップの…

ONE PIECE 42

司法の島エニエス・ロビーでのCP9(サイファーポールナンバーナイン)との直接対決。フランキーVSフクロウ、サンジVSカリファ、ナミVSクマドリ、チョッパーVSクマドリ、ナミVSカリファ、カク&ジャブラVSゾロ&そげキング。そして最後はルフィVSロブ・ルッチ。…

部長島耕作2

見開きの巻頭言で「課長」から「部長」の間が7年のブランクがあったと明かされてそんなに空いてたとは思わなかった。決して最初からシリーズ化を見越して続きでやってた訳ではなかったのか。中沢社長が2期8年社長を務めたあと業績の不振を理由に社長を退任す…

人間は9タイプ

最近読んだ「才能の正体」から著書のことを知って他の本も読んでみようと手にとった。エニアグラムという理論をベースに自分がどのタイプかを客観的に知り今後の人生の進め方の参考にしようという試みである。何度かやり直したりしたが自分は「完璧主義者」…

ぼのぼの6

見開きの「ともだちっていきなりなるんだ。ボクは知ってるぞ。ボクは知ってるぞ。ともだちっていきなりなるんだ。いきなりじゃないとともだちになれないよ。いきなりじゃないとともだちになれないよったら。からいきなりかまされた。今回も哲学的な言葉と可…

文系の壁

久々に養老先生の著作を読んだ、ここ最近よく読む森博嗣先生との対談を見つけて興味が湧いた。それをきっかけに藤井直敬、鈴木健、須田桃子という3人の新しい人を知ることが出来た。中でも鈴木健さんはスマートニュースの人なのに哲学や地域通貨のことなどの…

部長島耕作 1

いよいよ課長から部長になった島耕作。役職が変わって現場から離れ仕事の量が減るのかと思いきやより忙しくなって重責を担う事が増えた。ストレスがかかる、サラリーマンは大変だ。その分権限や給料が増えるから良さそうだと思うが、それだけ命を張ってるの…

「中卒」でも分かる科学入門

久しぶりに氏の著作に目を通したが2013年に発表された普通の人のための(専門家ではない人)の科学の入門書。氏は全然中卒ではないバリバリの理系だが難しいことを分かりやすく文章で説明するのがうまいので、分からないけれども読み難さを感じることはなかっ…

黄昏流星群24

「 「同星時代」父に愛人がいることを疑った妻の頼みにこたえて義父を尾行する夫。その相手はなんと自分の中学時代の同級生の男だった。性転換し見た目は完全な女性になっているものの娘にバレたくないという義父のプライドを尊重し一芝居うつのだが…娘はす…

深夜食堂16

特に好きだったのは「カレイの煮付け」「小梅」「タコの唐揚げ」「谷中しょうが」「アジフライ」「なすの田楽」「とん平焼き」作って食べたくなったのは「スタミナ丼」と「紙カツ」「タコ唐」お腹減っとんなワシ。改めて作者の安倍夜郎さんの人間の弱さやダ…

ゲーテとの対話(上)

前々から読んでみたいと思っていたが難しそうなのでついつい敬遠しがちだったのだが、三島由紀夫のインタビューをYouTubeで見たときに「畏敬の念を抱く作家は誰ですか?」と聞かれた時にまず最初にゲーテの名前が出てきたのでそんな事もうっすら気になってつ…

ONE PIECE41

まだドキドキしている。間違いなく今まで読んだ中で一番感動した。誰もが皆ニコ・ロビンちゃんのことを好きにならずにいられないだろう。非情にも8歳では抱えきれないくらいの悲しい過去を背負わされた女の子。まだほんの2.3歳の頃に母と離れ離れになり預け…

ONE PIECE40

ニコ・ロビンとフランキーを救出に向かうルフィたち。ルフィは一足飛びに正門を超えていってしまった。その他のガレーラカンパニーのパウリーたち、フランキー一家のキウイとモズたち、麦わらの一味全員で力を合わせ海軍の兵1万と対峙する。大乱戦。敵味方入…

課長島耕作17

ついにハツシバ木野会長と大泉社長の当初の思惑通りに中沢部長を35人抜きで社長へ大抜擢することとなる。これだけの大企業のトップの人事ともなるとここまで根回しして秘密裡に事を運ばないといけない。永田町めいてくる、まるで大名のお家騒動。定例の記者…

課長島耕作16

隈長総会という総会屋がハツシバと平井課長に対して強請りを仕掛けてくるという前代未聞の危険なスキャンダルに慎重かつ冷静な対応を見せる島耕作。島の毅然とした態度と的確な判断のおかげで、総会屋もなすも術なく引き下がらざるを得なかった。お見事。一…

AKIRA5

ついに米軍艦隊までもが動き出しネオ東京の沖合に接近。そんな中奇跡的に雑踏で再会する金田とケイ。少し離れた間に2人の気持ちは一気に高まったようだ。一方大佐は自分の責任を果たす為もう一度宇宙兵器SOLでAKIRAと鉄雄をもろとも抹殺しようと画策する。米…

黄昏流星群 23

「崩壊する星域」弘兼作品ではよく見かけると言っていい何度目かの親子丼の話。秘すれば花という風姿花伝の言葉を引用してるけど、結局秘すれてへんもんな、息子に知られてて。ちょっと気持ち悪い話だった。これが魅力とは思えないがそんな俺はしょうむない…