部長島耕作 5

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巻頭言で弘兼先生が大御所演歌歌手八ツ橋新子の「死に様」について触れていたのでおそらくはそういう結果になるのだろうと予想はしていたが、演歌歌手としてこれ以上ない最後だと言ってもいいのではないだろうか?できれば最後の最後まで歌い切ることができたら1番良かったのかも知れないが…大賞を受賞することが出来れば良かったのかも知れないが…でも本当はそんなことはあまり関係がない。今さら賞が一つ獲れても獲れなくても八ツ橋新子自体の評価は何一つ変わることはないのだから。こうして考えると「死に様」とは本人が本人らしく本人の役目を全うすることが一番輝いた「死に様」なのではないだろうか?「死に様」とは「生き様」の事だろう。新子先生お疲れ様と言いたい。そして肝心のサンライトレコードのリストラのリストアップはいよいよ始まって年明けから断行することになりそうだ。あらかたの敵対する人物は排除することが出来たがそう簡単に進むとは思えない。これからも何やら起こりそうだ。次巻へ。