部長島耕作7

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アメリカの弱冠14歳の天才歌手ナンシーアレン争奪戦で瀬波率いるソラー電機との戦いに敗れた耕作は帰国する為JFK空港まで行くのだが、急転直下ナンシーの母親アイリーンから連絡があり最後の最後で意趣返し大逆転でサンライトレコードが契約に成功する。アイリーンとの15年ぶりの偶然の再会。感動的な場面。両目から涙を流す耕作(写真①)

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でもアイリーンは耕作に自分が父親であることを名乗らないでと頼む。こんなに我が娘の近くに居るのに、ナンシーも会いたがっているのに、自分が父親だと名乗れない辛さ。耕作は身を引き裂かれる思いだろう。そしてナンシーのデビューに向けてつけた芸名が「Nyaccoニャッコ」に決定した。子猫をイメージしたオッドアイ、ネコの衣装を身につけて歌うので「ニャッコ」らしいが正直「???」こればっかりは「ん???」となった。どうしても先行するイメージが宇多田やっただけにニャッコ?「は?」となってしまう。ヒッキーから取ったんか?それともノッコみたいなことなんか?…ニャッコ…だいじょうぶかいな???それと父親目線が入りすぎてビジネスの判断を間違えないか不安である。というかほんとうの父親がプロデュースて宇多田と被ってるのはすごい偶然の一致。そしてまた名物秘書・高市千鶴の躍動。というか暗躍。そういえば課長時代よく出てきてた耕作の友人の探偵事務所のグレちゃんがここ最近出て来てないが(探偵がしばらく姿見せへんかったら死んだんかな?と思てまう)その代わりに裏の部分の調整に高市千鶴の組事務所を使っている。組の人間がニャッコをストーキングする男に問い詰める問い詰め方が(写真②)

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ヤッコさんみたいな感じになってしもてる。それを知り激怒する耕作の顔(写真③)

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これがいつか表沙汰になりスキャンダルにならなければいいが…いや絶対なるような気がする。これだけ時代の流れを反映した島耕作シリーズなのだからコンプライアンスのこともいつか取り上げるはずだろうからその時きっと問題になる気がしている。てか高市千鶴の人気が出てきていると巻頭言に書いていたから、「秘書・高市千鶴」をスピンオフで読みたいな。面白そう。