気分はもう戦争

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大友克洋の初期作品。SFハードボイルド作品というジャンルがあるかどうかは分からないが、AKIRAの世界観とも共通する70年代から80年代の日本の空気感がよく伝わってくる。ショーケンや水谷豊、松田優作らの作品とも共通する匂い。今よりもきっと男尊女卑が強い時代だろうが男が肉食なのが普通という感じで、翻って今がだいぶ草食系に変わってきているのを感じる。こういう男の人はきっと嫌がられるだろうなあ。少し野蛮に感じるかも。それだけ洗練されてきている気がする。漂白に近いのかも知れないが。いずれにせよ時代は戻らない、今後もより草食の方へ進んでいくのだろうか。骨太が復権するのだろうか?筋トレブームなんかも来てるからなきにしもあらずではありそうだがいかに。