いま君に伝えたいお金の話

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この本自体は子供に向けた内容になっているが、そこで語られるお金の本質についてはその分とても分かりやすく説明してあり読みやすかった。自分がお金を手に出来ない理由が何となく分かった気がする。要はお金といっても「数字」に強くないとどうしようもない。その辺のことを考えたことも興味を持った事もなかった。

 


父親の話として著者が語っている話は、昔、桂枝雀の落語のマクラで聞いたことがあった。「お金というものは寂しがりやで1人では立ってられない。お金はお金があるところに集まってくるわけです。だからお金を貯めるためには、まずお金を貯めなければなりません。(笑)」日本語の不条理さが面白かった。がやはりこれは真理であると思う。だからまずはお金を貯めないとどうしょうもない。

 


そしてそれをどの様に使うのか、著者があの時に阪神を買っていたらどうなっていたかと今もまだ思う。もっと面白いことになっていた気がしないでもない。出過ぎた杭が新たに再起をかける時、その希望を託すのはいつだって子供に対してである。著者の今後の活動を注視したい。