羅生門

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久しぶりに観たくなって観たのだが毎度すっかり内容は忘れてしまっているのでその都度楽しめる。歳をとればとるほど面白く感じる、当時は日本でもそこまでのヒットをしていなくて金獅子賞を獲ってから大映の社長が手のひらを返したように評価をしはじめたらしい(元々は怒って試写会の途中で帰った)それを黒澤がまさに羅生門のような反応だと言ったところが面白い。確かに初見で見たときはなかなか分かりにくい作りではあるが、あとセリフが聞き取りにくく何言ってるか未だに分からない。これをはじめに評価した人が外国人だったことを受けて黒澤は日本人の自国の文化への低評価に苦言を呈している。(ウィキぺディアより)自分への戒めを含めてこれからももっと観る目を養い、微力ながら作品を宣揚していくことを続けていきたい。