JIN-仁.8

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仁が江戸に来て以来住居や仕事の世話だけではなく公私にわたって陰に陽に支えてくれた橘家の一大事、咲の母栄(えい)の脚気を治す為に(この時代の脚気は江戸患い(わずらい)と言われ最悪死に至る病だった)偏食がちな栄の為安道名津(アンドーナツ)や富淋(プリン)佐舞麗(サブレ)などに脚気に効くと言われるビタミンB1を混ぜたお菓子を食べさせ、その甲斐あって栄の体調は無事快方へと向かった。その過程で勘当中の咲の気持ちも栄に伝わり栄から咲を頼むと言われる仁。さらにはその安道名津の評判が江戸中に広がり庶民の脚気治療にも一役買うことに成功する。さらにはそのアンドーナツを劇中で食べるシーンを入れた澤村田之助の新作歌舞伎が大ヒットを記録、その話の元になった野分の元に人が殺到する今でいうバズる状態、聖地巡礼のようになる仁周りであった。そしてその噂は城下町を超えて広がりついには宮家からある依頼が。それは皇女和宮様の脚気治療と気分転換に巷で人気の田之助歌舞伎を極秘裏で出前興行をさせる事だった。ついにはその時代の最高権力者近くまで名前が届き始める仁。それは当然次の巨大な敵の登場を予感させる。勢いある時が次の落ちる因を作るのだろうなあ。