感情のままに書く

すべての感情の動きを記録することなど到底出来るはずもないのは百も承知だが(またそうすることに大した意味もないだろうが)せっかく(なんのせっかくか)こうやって毎日百姓のような生活の日記を書いているわけだから(誰に頼まれたわけでもない)きょう1日はできる限り書いてみようと思いたった。

 

朝イチで三ノ宮に来るようになって2ヶ月が経った。やはり神戸の街はここの出身だと自慢したくなるような小綺麗な街だ(本当はここより15キロくらい離れた神戸市北区という山中だが)。それは幾分ひょっとすると当事者だけの手前勝手で過大な評価もあるのかも知れないが(もちろんこの街が輝かしい部分だけではなく度々世間を賑わす凄惨な事件の現場になったことは一度や二度ではないしかの有名な悪の組織の総本山があることも広く知られている)それでもやはりそう思い続けてしまいたいほどの確立されたブランドイメージがある。

 

きょうのトラックはクラッチがきゅうきゅうゴマフアザラシのように鳴く。今日一日はアザラシを踏みつけながらの配送となることをご容赦願いたい。

 

高速道路で「死亡事故発生スピード落とせ」と電光掲示板に表示されていた。

こういう掲示板にはよくある標語のような整理された文章で書くことがよくあると思うがそれが当たり前に見慣れ過ぎて逆に目に止まらない現象が起きていないか?「注意を向けさせ気づかせる」には「違和感」を感じさせた方が本当は良いのではないだろうか?

 

実際に海外に行った時も授業中みたいに英語のネイティブっぽい発音するの恥ずかしがってんのか?お前は。そうじゃないだろう?だとすれば誰を意識しているかは自ずとわかるだろ?なぜこんな文章になったのか?この前後に何があったのか。

 

いつもはこのコースの2便の帰りに眠くなるのだが今日は(いつもより睡眠時間が短かったせいか)行きですでに眠い(帰りももちろん眠い)あの道を走る時かなりの高確率で眠くなる要因をいつか突き止めたい。いまのところはまだ12号守口線の謎としておこう。

 

絶賛お子の名前選考会難航中である。気を衒い過ぎず、かといって凡庸過ぎず、名前負けも名前勝ちもしない、呼びやすく親しみやすいおしゃれでかわいい何より本人に似合って気にいるいい名前。あまり考え過ぎるのも正しく評価する目が歪んでしまうから難しいがやはりちょっとだけオリジナリティのあるいい名前が降りてくるまで考えたいと思う。きょうの「ぬい」は最初来た!とおもったのだが…発案して奥さんが気に入ってくれた名前がいいと思う。というか早く娘に会いたいな。その前に無事に健康で生まれて来て欲しい。ほんとうにそれだけでいいと思う親の気持ちが分かった。

 

いつもより早く出たのに結局はいつもより遅くなってしまった。休憩は45分くらい。いやさすがのハードコース。きのうは3時間くらいあったのに。途中からNetflixでアニメを見始めた。

 

昼休憩。今日はちらし寿司。食堂を使い始めて2ヶ月くらいだがメニューが大体同じなのではないかと薄々気がつき始めた。もう見たことあるメニューが2周目3周目くらいか。一食200円で文句など言えた義理ではないのだが。40にもなって気づくのが遅すぎたのだが栄養のバランスが取れた食事を食べて少しでも健康的に生活して95くらいまで長生きがしたい。そのためにはこの食堂でお昼を食べるということが今後の俺の健康指数にかなり影響するはずだ。要するに有り難うございますなのだ。

 

今日の最終便。月曜日やからマシだろうとタカを括っていたのが間違いだった。余裕で出発時刻5分過ぎくらいにCKを出た。最後のほうは無理やり押し込んだような形。(いつもパニック一歩手前はそうなる、半ばやけくそで開き直って荷積みする)無事無事故無違反で終われるように油断せず取り組みたい。

 

なんとか無事無事故無違反できょうの仕事が終了した。途中Tの店に着いた時、製品の上のラップが破れていることに気付いたり、きのうは違う店舗の所に積んでいたりと軽微なミスはたまに出てきてはいるが無事故無違反ノーミス記録は続いている。今後弁償金を一生払わずにこの配送の仕事を終えることを目標にしよう。無事故無違反ノーミスを油断せずに勝ち取るのだ。

 

夜はまたサブスク飯を食べに。今日は堀江にある食堂S。白身魚の和風あんかけという日替わりの定食を食べた。おいしかった。おかけでレコーディングダイエットも制限カロリーをオーバーせずにいけた。昼の食堂と夜のサブスクで大分いまの俺の食事レベルは高いと思う。一人で飯を食うとすぐにどん兵衛とお菓子で済ましてしまうからだ。というか今までかなりの長い期間をそうやって過ごしてきたがいまから改善して間に合うのだろうか?たばこも辞めて酒も毎日350ml程度で留めているのだから何とか健康で長生きして生きるのだ。楽しんで生きて死ぬのだ。明日は休み。なのでこのあとまた走れたら走ろうか?それとも早く寝ても全然良い。

 

結局洗濯の乾燥をしにコインランドリーに行ったが最寄りのコインランドリーに行くために千日前を渡らなければならない。おれはこのあとの人生で何回千日前を横断するのだろうかとおもった。

 

きのうかおとついたまたま歩いていた時に声を掛けられてマンションの場所を教えたDidiのアルバイトのヴェトナム?の女の子はうまく配達が続けているだろうか?千日前をわたるときに起きた話を書こうかと思い立った。ついに念願の設定がひとつ浮かんだではないか。やったー!もちろんこれだけでうまくいくわけではないことはわかっているが一歩前に進んだと思おう。私小説でも文学でも詩でも日記でもエッセイでもなんでもいいからとにかく書けばいい。多分。だから明日からももうしばらく思いつくままに書くことをしてみよう。