ホモデウス 上

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上巻ようやく読み終わった。面白かったー。難しかったけど。内容はその都度いちおうは理解出来たと思う。人に喋れるほどではないが。読みごたえがあるとはこういう本のことをいうんだろうな、と思う。そして何度も読み返せる、読むたびに発見がありそうな古典になっていく作品だと思った。こういう未来の予言的な内容を書いた本で大胆にも未来は予測し得ない、だってホモサピエンスのオレがホモデウスが何考えるかなんて分かりっこないもんねー(要約)というのは全く斬新な意見だと思った。確かにそうなんだけど。その他読んでいて思わず唸るような箇所が多くて、その度に線を引きたい衝動に駆られたけどメルカリで売るのでやめた。「だが宗教的というのは、人間が考案したのではないものの、それでも従わなければならない、何らかの道徳律の体系を、彼らが信じているということにすぎない。」とかその他人間がこの地球上を席巻するようになった理由として書字の存在が大きいと書き残すことが出来るようになって物語が想像力をより広げることに成功した、その想像力によって人間たちは協力することが出来た。この協力が何よりも他との差を決定づけたっていう話、物凄い納得した。人は一人で出来ることはしれている、そういう仲間とともに協力しあって作る、環境はやはり大事なんだろう。そこへ行くべき。「保守本流」の元へ。って解釈であってるのかな?下巻も楽しみ。