疲れない脳を作る生活習慣

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マインドフルネスについてはあまり興味をさほど持っていたという訳ではなく、この著者がほぼ日のサイトで糸井さんと対談してたのをきっかけにこの本を手にとってみたのだが、(たしかに一時本屋さんによくその手の本が並んでるなという印象はあった。ただそれだけだった)総じてどういうものをマインドフルネスと言うのかはよく分からないけど、(またそれぞれに細かく違いはありそうだけど)著者が言うマインドフルネスの定義は「いまここでの経験に評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」らしい。そこで不思議だがピンときた。これは俺がネタをやってる時に自分が気をつけている感覚だと思った。受けている時、受けていない時で何が一番違うかといえば受けてない時は客の反応を気にし過ぎる、今ここでの反応に評価したり判断したりして気がとられてしまうのだ。そうなると結局は自分たちのペースで出来ないのであまりいい結果にならない。反対に良い時は客の反応を気にするのではなく自分たちのペースでやることにうまく集中出来てる、と得てしていい反応が得られることが多い。(もちろんフラットにネタを聞いてもらえることが大前提やけど)と考えるとマインドフルネスというのは、持っている能力をいかに能動的に出させる為の方法ということか。それなら瞑想だったり姿勢だったりその他食事についても学ぶべきことは多そうだ。その他仕事の「終わり」の時間を決めることが大事や、トイレで石鹸で手を洗うことの些細なことを丁寧にやるかやらないかというところは実は全て現れているということなどは成る程なと納得した。このあたりは早速取り入れようと思う、この本以外の他の著作をぜひ手にとってみたい。