有能とは何か?

自分が考える有能とは?何か。

まず大前提として有能であるから人として上とか下という訳では勿論ない。仕事の出来るクズもいっぱいいるだろうし、仕事は出来なくても聖人のような人もいる、また当然仕事が出来ないクズもたくさん居る。それは大前提としてそうではなく仕事で結果を出す為に必要なことは何か自分なりに考えてみたい。今の自分には何が足りないかを知る為にまず世間で結果を出す人の特徴から考えてみたい。思考が深い、見ている所が違う、大きな枠組みで考えている、人間をよく識っている、実行力がある。などだ。抽象的過ぎるがイメージとしては大体こんな感じか。勿論これ以外にも色々要素はあるだろうが今思いついた中で自分に何が足りないかと聞かれたら(何もかも足りないと思うが)その中でも特に足りないものは人間力ではないか?人との交流の経験値これが一番足りていないように感じる。(43歳と3ヶ月)人間の機微っちゅうやつがまだまだ全然わかっていない。他の同世代よりもすこぶる劣ると感じる部分だ。でもこれがしっかりしていないと物事の判断基準がブレてしまう。その他の技術的な部分ばかりをいくら磨いてもそれは全体的な評価から見れば3割程度のものでしかないのではないか?(人によったり年齢によってはもう少し多い少ないがあるのかも知れないが)残りの3割が人間力残りの3割がいままで培ってきた人格。6割強は生身の人間力の勝負なんじゃねえかと歳を重ねれば重ねるほど考え方が変わってきた。その割にあまり賢くない答えに辿り着いてしまって恐縮だがこれが偽らざる正直な気持ちだ。「器」勝負なのだ。アイデアは広まってしまえば急激に力を失う。その脆さをジョナサン・アイブが指摘していた。少し強引ではあるがプロダクトはあくまで一部でありそれも含めての総合力の勝負だ。そう決めた。そう考えるとすぐに結果を欲しがる浅はかな態度こそ戒めなければならない。人生において本当に大事なものが一日二日で手に入るはずがなかろう。よしこれがわかれば明日に備えて今日はゆっくり寝よう。安心しておやすみ。惑いながらも続けることをやめない、そのことについては惑わないことを不惑と呼ぶのだ。あと少し話は逸れるが自分で自分に呪いをかけてしまうということもまた考えてみたくなった。