なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

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タイトルに惹かれて読んでみたが、内容はお金とこれからの新・資本論。2013年に出版されたようだが決して古い感じはしない。緩やかにだんだんと著者が書いているような社会に変わっていってるのかも知れないが、まだ世の中はそれでも「金融」が跋扈している。著者の言う「数融」の時代(信用=クレジット)が大事になる時代はもう少し先なのかも知れない。しかし着実に、確実に近づいては来ている。例えば企業が国家を超える時代はもうすでにGAFAで現実になった。その次は個人の「上場」への意識が変わり、お金に変わる経済からの脱却が一気に進むのか。ここの辺り読んでいてもまだ正直実感は湧かなかった。有名人やインフルエンサーなどは事実そうなってきているようには感じるが、一般人の上場は具体的にどのような世の中になるのか、自分にはイメージができなかった。だが何かしらの納得があれば、やがてその様な時代が来るのかもしれない。そうすればもっと閉塞感や無駄な仕事のストレスがない良い時代が来ればいいと願う。そう信じたい。ともかくコミュニケーションの数だけは踏んどけってことか。