LIFE SHIFT

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この本が出版されたのが2017年、そして今現在が2019年と2年のギャップがあるにも関わらずよく話題になっているので遅ればせながら読んでみたがとても面白く刺激的だった。おそらくこの本に書いてあるような時代の今大まかな流れの中にあるのであろう、その意味ではハラリさんの「ホモデウス」などと同じく今後の人類の方向を示唆する一冊、必読の書といえるのではないだろうか。自分は1978年生まれでこの著書の中にあるジミーの世代だが「教育・仕事・引退」の3ステージの人生を歩まない可能性がある初めて世代なのだということが分かった。その意味で自分はエクスプローラー(探求者)として人生の半分を送ってきているようなもので、知らぬ間にこの本で書いてある「4.0」や「5.0」などのまさに最先端の生き方をする可能性もあるではないかと読みながら興奮した。だがそれは同時に少し早すぎた可能性もある。本書に書いてある通り国の制度や国民の意識は個人のそれよりも変化するスピードは実に緩やかである。だからその意味で不遇の時代が長く苦しい人生を味わう可能性は高い。だがしかしもう後戻りすることは出来ないし大前提この生き方は自分個人にとっては人生を犠牲にしない味わい尽くす生き方だと思っている。だからこのまま突き進もう、本書を読んでそう思った。