品格ある知性をつくる24の方法

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林望先生の著作を初めて読んだ。若い人に向けての人生訓といえる24の品格ある知性をつくるための方法だが、共通して書いてあるのは何の変哲もない努力の上に努力を重ねよ。という身もふたもない結論である。がそれだけに自身が歩んできたからこそ言える本当の迫力があり、自分の身を正さずには読み進めなかった。自分はもうさほど若くはない40歳だが最期の章の10年先に備えようという言葉はいくつになっても当ててはまる教訓だと思う。「自助」という言葉の大切さがこの歳になってようやく理解できた。自分を助けるために人のために行動をするのだ。人を助けることがそのまま自分のためになっているのだというのは本当にそうだと思う。この先の人生をどう送るかは今からの自助努力にかかっている。