柔道部物語 1

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おもしろいおもしろいと前から先輩に聞いていた柔道部物語をついに読み始める。高校時代の部活動の感じを20年ぶりに思い出した。運動する楽しさ(しんどさを含め)ともかくあの時は体力が無尽蔵にあったんだなとそれに比べると今は半分以下に(当たり前だが)落ちているなと気づく。若いってそれくらいエネルギーに満ちている状態で時に無軌道になったり道をそれたり暴走することもすべて若さゆえだとということが分かる。最初は甘言を弄され優しくもてなされて楽しい思いをしてたのがいつの日か態度が急変し一気にしごかれ奴隷扱いされる様子は冷たい熱帯魚で豹変するでんでんのようで怖かった。今ならべつにそのまま部活辞めてもいいんじゃない?と思う。あの時は逃げるなんて情けないとかって思ってた。でもそれは単に自分がちょっと運動が得意だっただけだ。人生の勝負はそんなことでは決まらない。でも続ければ続けたでもちろん突き詰めてやる事の意味と経験が出来るしそれはそれで良いのだが。若い時に極限まで頑張って何か結果が出るという経験はとてつもなく得難い大事な経験らしいし。自分もそうだと思う。だがそれと今の人生は全く関係がないというくらいに人生は長い。この漫画を読むまでその当時のことを全く忘れてしまっていた訳だし(そらそうだ)今はもう全くの別人だ。人は何度でも生まれ変わる。ただたまにはあの頃の事を思い出すのも良いものだと思う。何か忘れていた大事なことを思い出すかも知れない。ということは全然関係なく単純に読んでておもしろい。