黄昏流星群26

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「悪霊の星」最近何故か右の肩が重い辻は蕎麦屋で偶然居合わせた霊能者に生き霊が付いていると言われる。そういえば最近立て続けに身の回りで良くないことが起きている。気になった辻は霊能者に助言をもらうことに。曰く「あなたが好いている霊体が生き霊となってあなたに憑いている。だがその霊体とあなたは相性が良くない。だからあなたが今一番好きな女性と別れよ。そうしなければ2人とも不幸になる」と。自分の周りの女性たち。妻、娘二人、愛人二人。誰が一番好きなのか??真剣に問うが分からない。(ここの部分なぜかすごい共感した)ちょうどその頃愛人二人と距離を感じはじめ、辻は"最愛"の人"妻"に別れを告げる。妻からは突然の別れを拒否されるがこれを機にまじめに生きていこうと決心する。ーファミレスにて。妻と霊能者が談笑している。どうやら夫が言い出した肩の凝りに乗じて妻が一芝居打ったようだ。霊能者は彼女の友人の元劇団員。こういう時はいつも女性が一枚上手。かなわない。「初老星春哀歌」TV局の報道番組を作っている三井礼子は最近話題の高齢者によるストーキングについて、その昔自分が高校生の頃50代の男にストーカーされた事を同僚で浮気相手の北村秀夫に話した。その話に興味を示した北村はその男が今どうしているか取材をしようと言いだした。礼子もその話に乗り取材を兼ねた浮気旅行のつもりで岐阜県を訪れるが、当日北村は妻に浮気を突き止められてやって来ない。しょうがなく礼子は一人で地元を訪れるが、調べるとその男は事件の直後に亡くなっていることがわかった。自殺だった。その家には現在、男の息子が住んでいた。こちらが事情を告げる前に、息子が先に気づき謝罪してくる。当時の経緯を残した日記やスケッチブックを見せられてそこに描かれた礼子への純粋な想いを今頃知り礼子は自分でも思ってもみない涙を流す。若かった頃はその一方的な想いにどうすればよかったか分からなかったが、今なら素直に愛情として受け止められる自分がいる。その相手がその想いを継いだ息子であっても。時を経て繋がる不思議な恋。こんなこともあるのかな。「再星エボリューション」都内の閑静な住宅地でリサイクルブティックを営む大城由美。彼女は一度若い時に結婚し離婚したきりで今は独身を貫いている。そんなある日20年前に別れた旦那にそっくりな男が店に現れる。見た目はそっくりだが名前も出身地も違う。だがドッペルゲンガーかと思うほどに似ている。どうしても気になる由美は沖縄へ戻り元旦那のアキラが今何をしているか探すことにする。だがそこに元旦那はおらず共通の知り合いを訪ねると彼は行方不明になっていた。いよいよ不思議に思った由美は男に直接話しをする。と男はむかし新潟の海岸で記憶喪失になったことがあると明かしたのだ。そして二人の過去に何があったかを告げる前に男から結婚を申し込まれる由美。二回も惚れられたことを喜び結婚を快諾する。今度こそ2人は幸せを手にすることが出来るかな?この話は偶然だけど例えば仮に20年ぶりに再会する出会いを演出したら結構うまく行くんじゃないかとそんな事を思った。ゲスいか。20年経て同じ気持ちにもう一度なるのかどうかも人による気がする。20年前と自分は別人だと思うし60になった頃はさらに別の人間になってるって鶴瓶さんがテレビで言うてたし。ただそこまで思えれば幸せには違いない。