ボヘミアンラプソディー

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最後に伝説になった85年ウェンブリースタジアムでのライブエイドの圧巻のステージ。音楽だけで純粋に感動させられたのは久しぶりかも知れない。10万人の人間の思いが一つになった時、人はただただ感動の涙を流す。興奮冷めやらぬまま、映画館を後にしてすぐに帰りにTSUTAYAでレンタルDVDを探してなかったので、販売のDVDを買おうと探したがなかって結局はギガを顧みずyoutubeで動画を観まくることになった。母親に投げキッスするとこやピアノの上のビールの配置までかなり忠実にライブを再現していて驚いた。その執念はお見事。ここまで再現されたら誰も文句は言えないだろう。

 


クィーンの数々の名曲がどれもあまり似ていないのはメンバーのそれぞれが曲を作ることが出来、それをどの曲をアルバムに入れるのかシングルカットするのか合議制で決めているからだ。普通のバンドでは1人の突出した才能が全部を決めて他のメンバーはそれに従うのみなのが多いと思っていたが、(バンドとはそういうものなのだと思っていたが)そうではなくそれぞれがそれぞれに才能を開花させたことが結果としてこんなに幅の広いそして今でも色褪せない音楽性につながっているのだと思う。まさに世界最高峰のバンドだ。

 


それにしても当時からてっきりゲイの事は周知の事実なのかと思っていたが(考えたらそらそうなんだけど)今よりも断然偏見を持って見られていて相当生き辛かったであろうなと思う。そして今エイズで死ぬ人をほとんど聞かないことからすると現在では治る病になったのではないか。ただただフレデイの早逝だけが悔やまれる。大阪に来てたなんて。