孤狼の血

役所広司の骨太悪徳警官っぷりが見事。演技うまーと思いながら観てた、この時期の松坂桃李の仕事量が半端ない。将来どんな俳優になっていくのか楽しみ。その他キャスティングがとても良い、街宣活動家のピエール瀧、ほんまいい役者。石橋蓮司の無残な殺され方というのは映画界のお約束なのかとおもってしまう。いつかまとめたVを見てみたい、今回は屈辱の頭部をトイレの小便器に入れられてた(笑)そうやってみると面白いしどんな殺され方するのかなと楽しみに。こういう役者の存在の仕方もありだと思う。続編も決定したらしい。次はどんな内容になるか、役所広司の役は死んだからまた違う内容になるのかな。いずれにせよ最近てっきり見なくなったヤクザ映画はエンタメとしては一通り出尽くした感がある中でこうやって続けていくのはなかなかの難事ではあるが、白石和彌監督は暴力的な描写や演出が上手いと思うから次回作も楽しみにしている。