抽象的過ぎて掴みにくい

普通の自分の感覚では全く勉強出来ていない。理解に遠く及ばないのでこれが少しずつ分かるようになってくると言われてもなかなか実感が湧かない。使いこなせていない限り仕事として立ち行かないと思うからそこまでいくことはなかなか大変であろうことだけは甚だ容易に察しがつく。そこで又諦めてしまおうかという思考に陥る。けれども多分きっとこの先に豆電球がピカッと光るようなタイミングが訪れることも知っているから何とか思い止まって勉強を続けているのだがなかなか一足飛びには上達はままならない。を繰り返し繰り返し結果今いる場所最初の地点からどのくらい離れた場所なのかと振り返ってみるとそんなに実は遠くないむしろ変わったのは高さの方でこれが所謂螺旋階段を登っていく経験なのだろうかとひとりごちてみる。先達が仰ったことがこれなのかとそうであって欲しい願望も相俟ってそういうことにして蓋をして見てみない振りをする。世の中には大谷翔平のような断トツの結果を出すみたいなことはなかなかあるもんではない。ゆえにあれだけの賞賛をされるのだろう。それは分かっているのだがその称賛を一身に受ける他人に憧憬の念を抱き嫉妬に身を焦がすことも又よくある自分自身の凡庸さを示す証拠なんであろうな。