ぼのぼの8

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前巻からの続き。ヒグマのカシラとゴンゾがスナドリネコさんを探してグズリくん父子やぼのぼのシマリスくんたちに道案内を頼む、その道すがら。途上。目的に向かう過程を楽しむこと。実はそれこそが目的なのだという逆説。相変わらず深いなぁ。探しているものをもう手にしている可能性に気づけるか否かでだいぶ態度や行動が変わってくるだろう。これを分かるか分からないかは同じ場所に居ても話をしてもどこかすれ違いの会話になって交わらない事よくあるよね。カシラの名言「世の中はなよくある話を臆面もなくやれるヤツが生きのびるもんさ」それに対するスナドリネコさん「オレはそういうヤツより長生きしようと思ってるよ、新しい方法でさ」カシラ「『新しい方法』なんてない」スナドリ「そうかもしれない、おまえがおまえである限りな」カシラ「オイラがオイラでありえないんなら『新しい方法』にどんな意味があるってんだ」スナドリ「おまえがおまえでいたいんなら『新しい方法』にどんな意味がある」カシラ「なぜなれると言い切れる」スナドリ「なぜなれるかは問題じゃないよ、なぜなれないのかが問題なんだ」グズリ父「おまえさんはルールで生きてる、しかしアイツにはそんなルールはないよ」カシラ「そんなやり方で勝ったって何の意味があるっ」グズリ父「意味なんかないよ、やれるかやれないかだよ」執念の問題か。ここ最近よく出てくる気がする。

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(写真①は皮がダブダブなのが特技のぼのぼのの顔)

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(写真②ラストでアライグマくんに殴られるぼの)すごい角度で入ってる。ワンパンで倒れるやつやけどぼのは倒れず。