ノーリスクなことはない。人生にはいつだってリスクがつきものだ

果たしてオレはお笑いと仕事と家族の三すくみ三つ巴を充実させることができるのだろうか?お笑いに関してはTwitterやblog(これ)を書いて売れるというなかなか無謀なというよりむしろ正気を疑われるレベルの活動しかやっていないが(例えるなら野球ゲームをやってプロ野球選手になろうとしているようなものかもしれない)かといって他に有効な手だてがあるわけではないし(依然やっていたインディーズのライブに出るのももはや現実的ではないし)そんな時目にしたとあるお笑いカリスマTVマンが言っていた「今後賞レース以外の売れ方をする芸人もどんどん増えてくる」という言葉に強力な後押しを勝手に受けた気になってオレの狙いもあながち間違ってはいないんじゃないかという気がしてくる。しかし売れる可能性は面白いということのみで諮れるものではないということが分かった今、若い時は純粋に賞レースで勝ち上がって売れるそんな王道かつシンプルな売れ方をめざして突破すると信じて疑わなかったが、それが叶わなかった今果たして本当に自分自身が確信を持っていたのかどうかは疑わしい。若い頃は若い頃特有の傲慢さあるいは臆病さあるいは稚拙さあるいはその全部で勝手に賞レースで勝てる(というより良いところまではいける)と思い込んでいただけだ。戦う前から結果は何となく無意識で分かっていた気がする。本気でその先に行こうと思えるかどうか…『甘くない』この世界の『甘くない』の言葉の重い意味をまざまざと知る。