脳の話

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岡潔先生がこの本を読んでいると書いていたので(基本本の中で紹介された本はかなり高い確率で読むことにしているので)絶対理解出来ないだろうと分かっていたが挑戦のつもりで読んでみた。やはり難しすぎてほぼ文章を目で追っているだけに終始したが、おそらく0.5%くらいしか理解出来なかったが面白かった。面白いにも色々な段階や一面があると思う、この場合分からな過ぎて面白かった。唯一完ぺきに理解できた文章は「ホルモン王国の総理大臣ともいうべき下垂体が突出している」だ。これだけは覚えておこう、ホルモンにとって下垂体はかなり重要なんだろう。(あとこれはあくまで例えとして出した唯一の箇所であってほとんどはもっと専門的で真面目な内容です。入門書らしいけど)とかく浅学非才を恥じるのみだが、今までの人生の中でこんなにも「前頭葉」とか「感覚野」とか「賦活系」とか「扁桃核」の文字を目にしたのは初めてだ。でも素読という文化もあるしこれもある意味で素読のようなものだと思おうと続けて読んでいると、一瞬読めかける気がするから不思議だ。本当は全然分かってないのだけど。けれども次また読む時は目が慣れた分だけ多少読みやすくはなる筈。しばらくはいいけどまたいつか挑戦したい。あと最後にやはりというかこれだけ系統立てて脳生理学というものを積み上げるには数多くの動物たちが実験の検体になってくれたおかげなんだなということも合わせて併記したい。