そうめん奉行

ランニングしている時が一番思考が進むような気がしている。厳密に言うと思考というよりも発想に近いのかも知れないが。頭のなかで何となくぼぉーっと浮かんでいた思考の粒と粒がある瞬間にスパークし目の前に姿を現している。デジャブを見た時の感覚に近いというか、これがひらめきが生まれる瞬間だろうか?もちろん走ってる途中で思いついたってそこで立ち止まって考えだすわけではないが、ピンとくるアイデアやよっぽどの名案が浮かんだ時はさすがに足を止めスマホにメモをする。走っている時は自分の中で一番客観的で理論的で物事を捉えられている気がする。仏教の教えでは人間は普段近視眼的に物事を捉えてしまっているらしいが走っている時の感覚は正視眼(正しく物事を捉えられている)に近いのではないかという気がする。それともう一つ、歩いている時もなかなか思いつきやすい。昔からものを考えつきやすいとされる三上(馬上、枕上、厠上)だが、それよりも走中、歩中の方がおれは思いつくことが多い気がする。しかも歩く時は話すことが思いつきやすい。歩いた時に脳が刺激されるからだろうか?一時期は歩いて話し過ぎてついついお互いヒートアップしてしまい散歩の途中で夫婦喧嘩になることはとてもあった。あれも歩いて頭が回るからこそだと思う。

 

なぜこんなことを書き始めたのかもう当初の気持ちは忘れてしまったがただ何となく思うのは最近頑張って文字数を増やしてこの百姓日記をあげだして如実にアクセスが減った気がするからモチベーションが下がっているのである。